【韓国ドラマ】「マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～」あらすじ・キャスト・感想

韓国の友人から勧められ遅ればせながら視聴開始

視聴開始前は若い女性と男性の恋愛物語と勘違いしてました。心に染み入るヒューマンドラマでした。

ドラマ内容が深く面白い！ミセンと同じ監督との事で、物語が深く最後まで１本筋が通った話しで、ストーリーがぶれ事がありません！

４０代ミドル世代の男性が社会で働く悲哀と、若くして人生の苦しみを一人で背負って生きている20代女性がお互いの人生を癒していくストーリー

　韓国ドラマを字幕でなしで楽しむために、私は韓国教室に通い、ネイティブの先生に教わっています。おすすめの韓国語教室１０選をまとめています。

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~オススメの人

• ヒューマンドラマが好きな人
• 中年男性にキュンとしたい人
• 良質なドラマに出会いたい人
• 下町人情溢れるドラマが好きな人
• 主人公が好きな人（IUさん イ・ソンギュンさん チャン・ギヨンさん）

韓国ドラマ概要

　建設会社で働くドンフンに、ある日、差出人不明の５０００万ウォンの商品券が届く。
　直前に母から、無職の長男のために、家を売って食堂をやらせたいと相談されたドンフンは、それを受け取ってしまう。
　翌日、ドンフンは匿名の告発を受けた監査部から調査を受けることに。
　しかし、商品券は彼の机からこつ然と消えており、ドンフンは答えに窮する。
　すると、突如商品券がビルのゴミ置き場から見つかる。
　ドンフンは「５０００万の商品券を捨てた男」として社内で英雄扱いされることに。
　商品券を捨てたのは契約社員のイ・ジアンだと知ったドンフンは、自分が捨てたことにしてほしいと彼女に頼む。
　すると、ジアンから交換条件として１カ月間食事をおごってほしいと言われてしまう。
　実は、ジアンは、ドンフンの妻ユニと不倫関係にある社長ト・ジュニョンからお金をもらうため、ドンフンを陥れようとしていた。
　そうとは知らないドンフンは、ジアンに関わるうちに彼女が多額の借金を抱えていることや、孤独な人生を歩んできたことを知り、少しずつジアンを助けるようになる。
そんなドンフンの優しさに触れるたびに、ジアンの心は少しずつ揺らぎはじめ…。
テレビ朝日公式ページから公式から

キャスト・あらすじ・人物相関図

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん：キャスト紹介

　彼が演じるドンフンは、人生の節目を迎え、会社での理不尽や家族とのすれ違いにも抗わず、無味乾燥な毎日を送っている。
　しかし、そんな中でもドンフンは誠実さと人への情を持ち続ける。同僚を思い、家族を思う彼の人間的な魅力は、物語が進めば進むほど深みを増していく。

ドラマタイトル『私のおじさん』＝ドフンとドフンの兄弟、兄サンフンと弟のギフン。

兄は高学歴なのに無職。兄は脱サラし企業するが失敗、ギフンは映画監督を目指してたが挫折。
しかも、兄は妻と別居し実家に戻り、弟も監督業が無く実家で暮らしている。

ドフンが兄と弟と毎日会い、幼馴染の店で友人たちと飲む。昔からの幼馴染も全員おじさん。
ちょっと厚かましい時もあるが、人情溢れている。毎日飲んでいるのに、サッカー同好会も結成する仲良し。

ジアン（IU)は借金返却の為に、社長に近づき、ドフンとドフンの上司を一人1,000万円払えば、失脚させると話す。
ドフン失脚の計画として、まずはドフンのスマートフォンに盗聴アプリを仕掛ける。

ある日、ドフンはジアンが祖母をスーパーのカートに入れ、押している所を偶然目撃し、声をかける。

ドフンはジアン祖母を背負い、自宅に送った時にジアンが祖母を世話している事を知る。
ドフンはジアンの優しさを知り、ジアンに「優しい子だ」と声を掛ける。

ジアンの祖母は、ドフンの助言で施設に入所する事が出来る。
今まではジアンに祖母の施設入所方法を教える大人も居なかった。
そのため施設入所料金を未納し、自宅引取し、弟と交互に祖母の面倒を見ていた。祖母は聴覚障害があり、ジアンとは手話で会話している。

ジアンはドフンを失職させる為に仕掛けた盗聴アプリで、ドフンの人に対する優しさに触れる。
ジアンは幼少期に母親の借金によりヤミ金融から暴力を振るわれ、祖父母と弟を守る為に身を粉にして働いてきました。
しかし、まだ借金は多い。
幼少期から大人に裏切られ、大人によって今の惨めな生活を歩んできたジアンにとって、ドフンの優しさは、心に刺さっていく…。
ジアンは辛い時、ドフンから言われた「優しい子」の台詞部分を盗聴アプリで何度もリピートし聴いてしまう。

ジアンはドフンを常時盗聴している為、ドフンの誰にも見せず言えない部分を知る事となる。ドフンが辛い時に誰よりも早く気付く事が出来る。

ドフンも自身が辛い時にジアンがタイミング良く掛けた声、メッセージに救われる。

２０代のジアンが４０代のドンフンに投げかける言葉でドフン自身も自分の課題を克服し始める…

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん：人物相関図

感想　ネタバレあります

　４０代のドンフンが妻に「毎日死刑台に向かうような顔して会社に行っている」と言われながらも、会　社勤めを辞める事が出来ないやり切れなさに胸が苦しくなります。会社後に幼馴染の店に寄り、兄弟や友人たちとお酒を飲み、また次の日は会社に行く日々。そんな毎日を何とか乗り切っているのに、どの人に対しても丁寧で優しく、部下からの信頼も厚いドンフンなのに、妻に浮気されてしまうなんて…。本当に切なすぎます。

視聴開始前、中年男性と２０代女性の恋愛ドラマだと思っていましたが、生粋のヒューマンドラマでした。おそらく、各配信サービスレビューの「お互いが近づいていく」「心が揺れ動く」などの書き込みで、恋愛ドラマと勘違いする人は私だけではないと思います！多くの人が間違って解釈していると思う…

ドラマ開始からドンフン妻の不倫シーンがあり、妻の不倫相手は職場の社長で大学の後輩。職場で最も嫌いな人物と妻が不倫しているなんて…自分だったら許せない！社会的に抹殺したい位です。さらに、ドンフンは不倫を知ってしまったきっかけが、社長の不正を暴く為入手した通話記録を探ったら、妻だったという…。さらに辛い…。その事を誰にも相談出来ず、胸に秘めてしまうなんて。ドンフンが可愛そう過ぎる。最後にはドンフン妻の不倫をドンフン兄弟も知る事になります。兄弟が辛かった事に気付かなかった事、今でも辛い立場にある兄弟を想い、ドンフン兄と弟も深く悲しむシーンは印象的です。ドンフン兄が辛い時に、自分だけ幸せになれないと弟のギフンは彼女と距離を少し置こうとするなんて…。兄弟がそれぞれを想う気持ちに号泣でした。

不倫は良くないことですが、ドフン妻ユニの「浮気をした理由は１０００以上もある…。正当な理由かどうか分からないけど…」　誰しも不倫は良くない事と知りながら足を踏み入れるには、それなりの理由があると思いますが、この言葉がそれら全てを表現されています。ドフン妻（ユニ）は夫が最も嫌いな人物と不倫し、夫にも気づかれ、ドフンの弟たちにも知られてしまいます。ドフン妻の一児の母であり女性として生きていく姿は、同じ子持ち女性として自分だったらどうするのか…と考えさせられるシーンが多かったです。

ドフンの兄弟（おじさんたち）も口は悪いが、兄弟が誰かが悲しむと、それぞれ自分の事のように胸を痛める。ドフン妻の不倫を知った時、兄のサンフンは妻を許してやれと言い、弟ギフンは相手を叩きのめすと激昂し…。兄弟でドフンの心の痛みを支えるシーンが好きでした。

ドラマの初回から最終回まで話しの筋が太くしっかりとしており、視聴していてストーリーに対して疑問に思う事が無い良いドラマでした。緻密に計算されたドラマと評価される事に納得出来る作品でした。

４０代の家庭を持つ中年サラリーマンと２０代の悲しい過去を持つ女性が出会い、お互いを知る事で自身の癒やしになり、それぞれが成長していく素敵なドラマで、大好きなドラマの一つとなりました。

個人的に盗聴アプリから聞こえるドフンの声が良く、声を聞くだけで私自身は癒やされました。低くて丁寧な良い声です。イケボです！！

このドラマ視聴のきっかけは、韓国の友人の勧めと、韓国教室で踏切が出るドラマなので観てみてくださいと言われ視聴開始しました。

韓国ドラマには珍しく踏切が登場します

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~　DVD・OST購入方法

好きなドラマを購入して何度も繰り返しみたい、OSTを聴きたい方には以下の商品をオススメします。

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